神様の想い
◆平穏。地上の諍いもなんのその。私達の「精神の核」は炭治郎(鬼滅)に限らず、本来は誰もがこうなのだろう。
実家に帰省していました。
飛行機で帰る距離なので、空を飛ぶことが出来、空から俯瞰して観られる時間には、いろいろな気づきがあります。
◆離陸。故郷を感じる山々。雨模様で煙った風情。
緑、山、うねった川、小さい車、小さい家、目に見えない大きさの人々...。地上で暮らしていると、些細なことが不満になったり、悩みになったり、しがちですが。
空を飛んでいると、小さな箱の中の小さな人間の営みで起きるあれこれは、どれもこれもたいしたことではないのよね~、たいした違いはないのよね~、と、自分たち人間の日々の心情が、微笑ましくなります。
あの小さな箱の中で暮らしている同士で、おおごとのようにけんかをしたり、言い負かしてみたり、マウント取ったり...笑
◆天国。神様、ご先祖様が住んでいる世界だろうなと、毎度想う大人です(必ず窓側に座る大人)
神様から観たら、それもたぶん、可愛い存在なのでしょう。
けんかもよし、仲直りも良し。
だからこそ。
最初っから、ニコニコと優しかったり、穏やかだったり、柔らかかったら、それはもう、それだけで、神様は「お~、いい子じゃ、いい子じゃ」って微笑んでおられると思う。
優しくありたい。
生まれたての赤子のように柔らかくありたい。
人同士も国同士も、きっとそれが出来るはずなんだ。
◆羽田。もうすぐ着陸。飛行機が滑走路に入る1,2分前。それでも小さい。舟小さい。
ただいま。東京に戻りました。
滑走路に着陸し、ゆるやかに走る飛行機で、シートベルトを外しながらいつも思うこと。
「さぁ!東京でまた、ひとがんばりだぁー」笑
東京での暮らしの年数の方が長いのに、東京はいつでも、スイッチON。故郷はやっぱり癒やしのOFF。何年経っても「♪うさぎ追いしかの山~」なのですよね。