晴れまる

続【編み物本を編む】~ルーエル通り39番地

【お姫様ドレス】がもっと好きになる2冊『ヴェルサイユの女たち』&『FASHION』


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つれづれ日記【ドレス】

歴史本『ヴェルサイユの女たち』

図書館の皇室本の棚に並んでいた『ヴェルサイユの女たち』。


歴史本。再確認ですが、皇室本の棚にありました。 

が。確かに、いわくありげな表紙でした。

さらに、確かに、よく見ると、いわくありありの題名でした。

『愛と欲望の歴史 ヴェルサイユの女たち』(降伏ッ)

あの憧れのヴェルサイユ宮殿での、王様と女性達のいちゃいちゃや駆け引きを面白く描いた歴史本でした。です(まだ半分)。

ルイ13世、14世、15世、ルイ16世、マリーアントワネットまで「国王、王妃、愛妾たちの愛と欲望の人間関係が描かれた裏ヴェルサイユ」というわけです。


お姫様ドレスのデコルテライン

展覧会などで観る、あの時代のお姫様ドレスは息を呑むほど美しくて、うっとりします。

編み物が好きだけれど、洗練とか美は、やはり、布帛のドレープやたっぷり感、繊細で美しい刺繍や、ビジューによるものだなぁと思う。

重ねて感じることは、人間の能力って、時代が進んだから進化したわけではない気がしてる。

日本の着物美などもそうだが、どう考えても、昔の人の方が、賢くて美しいものを創れている。優雅に。風流に。

文化が階級によって保護されていたとはいえ、昔の人は、一般人でも絵心があるし、文才があるし、字も達筆だし、おしゃれだ。

編み物にしても、昭和の編み人には敵わないものなぁ。


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話戻って、そのお姫様ドレスなんだけど、デコルテがきれいに広く空いているでしょう。

この『ヴェルサイユの女たち』を読む前は、ドレス(服も)のデコルテラインの空きは、デザインとしてきれいだなぁ、くらいにしか思っていなかったのですが、この『いちゃいちゃ本』によると、王様の寝室に我先にと招かれるために、娘たちのデコルテラインが次第次第に大胆になっていったそうである。

実用とリンクしていたなんて。いや、そんなもんかな。

その当時、お手紙というものは、スマホで送信ポチ、等という素っ気ない動作によって運ばれるシロモノではなく、デコルテラインから覗く谷間に挟んで運ばれていたそうで。

日本の場合は、源氏の君なら、お手紙を小枝に結んで明け方にそっと届けるから、やはり日本は奥ゆかしくてきれいだなぁと思います。

喜びを感じる感情にとってはどの方法がどう、ではないけれど、大人の文化が正しく存在することは、文化の成熟にとっては大事なことかなぁとは思います。

ちなみに、美脚を自慢するのは男子の仕事だったらしく、王様方の肖像画で、白いタイツを履き、モデル立ちしているのはそのためなんだって。


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出典:Wikipedia 【ルイ14世】

「ははーっ。王様の御御足が世界で一番お美しゅうございます」


分厚い資料本『FASHION』


さてさて、そういうわけで、京都服飾文化研究財団コレクションから編集されたこちらの本につながります。

18世紀から20世紀までの膨大な量の衣服やアクセサリーを、きれいな写真で紹介してある、見ごたえのある本。

服飾好きには貴重な資料です。


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出典:Amazon 


写真だけではわかりづらいのですが、お姫様ドレスのドレープとか、ヘッドドレスとか、コルセット、生地や刺繍がふんだんに掲載されていて、上流階級貴族の皆さまの美の探求、おしゃれ度を堪能できます。

化粧箱入り、オールカラー、2冊で厚さが5cmもあります。

パリの本屋さんで買って、重たいのにわざわざ連れ帰ったほどのお気に入りハードカバー2冊組。

日本で買えたのにね。

でも、一緒に旅した分、より大事に思えるよ。f:id:rue_rouelle39:20210512102640j:plain



www.rue-rouelle39.com


◎梅雨入り。本の世界にひきこもり。いとおかし。
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☆雨のち晴れ. どうぞ素敵な一日をお過ごしください.ご訪問ありがとうございます~♡

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